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2023年度第1回スキルアップ講座「危機対応講習」を開催しました!

             
2023年8月2日(水) 更新

7/11(火)にスキルアップ講座「危機対応講習」を開催しました!
講座詳細はこちらをご覧ください。

第1回:ボランティア活動における実践的安全管理について

日時:7月11日(火)18:10〜20:10
場所:湖風会館(A7棟)会議室・談話室

NPO法人国際ボランティア学生協会(以下、IVUSA)の深山恭介さんを講師に迎え、「ボランティア活動における実践的安全管理について」お話いただきました(出席者:20名)。

=当日の流れ=
  IVUSAについて
1.リスクヘッジについて
2.危険予測活動について
3.安全管理チェックシートの作成
<IVUSAについて>
始めにIVUSAの活動についてお話いただきました。
IVUSAには全国にクラブと呼ばれる支部が28あり、IVUSAの方針に則り、所属する会員によって自主的に運営されています。
IVUSAの活動分野は「国際協力」「災害救援」「環境保護」「地域活性化」「子どもの教育支援」の5つがあり、近江楽座に共通するところもあって、全国で活動をされている学生の活躍を知ることで活動の参考、励みにもなったと思います。
1.リスクヘッジについて
リスクをまず知ることで予測が可能となり、対処することができるということを、グループワークを行いながら学びました。

<受講者の感想>
「グループワークを通して自分には思い浮かばなかった考えを得られたため、一人ではなく複数の人とリスクについて考えを共有することが大事だと感じた。」              「グループワークで話し合いながらの進行であったため、内容の理解が進むとともに、主体的に考えていくことができました。」

 

2.危険予測活動について
近江楽座で活動している写真を使って危険予測活動を行いました。写真の中にどんな危険が潜んでいるのかを書き出し、危険のポイントを抜き出します。そこから具体的な対策を考え、チームの行動目標を決めていきました。

<受講者の感想>
「十分過ぎるくらいの危険予測が必要であると感じた。」                    「安心・安全に活動するために、事前の用意やチームの意識を高めることが大事であると再認識できました。」

 

3.安全管理チェックシートの作成
ハインリッヒの法則(1つの重大事故の背景には、29の軽微な事故があり、その背景には300のヒヤリ・ハットが存在するという法則)について説明を受けました。そして、ヒヤリ・ハットしたことを記録・共有し、過去の自分にアドバイスをする形で安全管理チェックシートを作成することを学びました。また、今回は昨年度にチームが作成した「近江楽座・活動安全マニュアル」について、個別に具体的なアドバイスやコメントをいただきました。

<受講者の感想>
「今までに起こったヒヤリハットをまとめておいて、安全管理チェックシートにすることが、未来の大きな事故を防ぐことにつながるため、少し危ないと感じたことをそのままにしないということを意識したいと思う。」                                                             「他団体の安全マニュアルを見ることができてよかった。自分が所属する団体で応用できるものもあると感じました。」

 

【事務局より】
✳︎ 上記<受講者の感想>は、受講後に提出されたアンケートの声から抜粋したものです。本講座について、多くの方から受講して良かった今後に活かしたいとのコメントをいただきました。
✳︎  「安全マニュアル」作成済みのチーム・未作成のチームも、チームメンバーを集めて、今回学んだことを共有してください。自分たちの「安全マニュアル」に、反映していただけたら幸いです。
✳︎ 本講習で学んだ知識は、あらゆるシーンで実際に役立つスキルです。例えば 「危機対応の3つのステップ、すなわち①リスクの存在を「知る」、②リスクの発生を「予測」する、③そのリスクを未然に防ぐ「準備」、発生した場合の「対処」について、検討・実施する」というリスクヘッジのステップ等は今後の日常生活でもきっと活かされると思います。