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第1回スキルアップ講座「危機対応講習」を開催しました!

             
2019年8月6日(火) 更新

7/19(金)、7/25(木)にスキルアップ講座「危機対応講習」を開催しました!
講座詳細はこちらをご覧ください。

第1回:ボランティア活動における実践的安全管理について

日時:7月19日(金)16:30〜18:30
場所:湖風会館(A7棟)会議室・談話室

NPO法人国際ボランティア協会(以下、IVUSA)の深山恭介さんを講師に迎え、「ボランティア活動における実践的安全管理について」お話いただきました。

=当日の流れ=

1.IVUSAについて
2.リスクヘッジについて
3.危険予測活動について
4.安全管理チェックシートの作成

1.IVUSAについて
始めにIVUSAの活動についてお話いただきました。
IVUSAは全国にクラブと呼ばれる支部があり、多くの学生が活動をされています。
IVUSAの活動分野は「国際協力」「災害救援」「環境保護」「地域活性化」「子どもの教育支援」の5つがあり、同じように活動を行っている学生の活躍を知ることで活動の参考、励みになったことと思います。

2.リスクヘッジについて
リスクを知ることで予測が生まれ、対応することができるということを、グループワークを行いながら学びました。
「リスクヘッジについて無意識に行っていることもあったが、意識して考えたことはなかったので良い時間になった。」「リスクヘッジの重要さを実感した。」という感想がありました。

3.危険予測活動について
近江楽座で活動している時の写真を使って危険予測活動を行いました。写真の中にどんな危険が潜んでいるのかを書き出し、危険のポイントを抜き出します。そこから具体的な対策を考え、チームの行動目標を決めていきます。
今回は2チームの写真を使って行いましたが、自分たちの活動でも実践していってほしいです。

4.安全管理チェックシートの作成
ハインリッヒの法則を説明いただき、過去の自分たちのヒヤリ・ハットを共有し、過去の自分にアドバイスをする形で安全管理チェックシートを作成しました。

学生の感想には
「プロジェクトを行う上で重要なことが知れて、今後の活動の改善につながりそう」
「とても勉強になった。特にみんなで考えて、共有することが大事であることをしっかり学べました」
「これからは意識してリスクヘッジに取りくんでいこうと思う」
といった、今回の講習をこれからの活動に活かしていくという声が多く見られました。

ぜひ実際の活動の中で、今回の講習の内容を実践していってください。

 

第2回:交通事故防止について

日時:7月25日(木)12:15〜13:00
場所:共通講義棟A4-302

彦根警察署交通課巡査部長の福永恵さんを講師に迎え、「交通事故について」についてお話いただきました。

前半は実際にあった事故の話を交え、分かりやすく自転車・自動車の事故について説明くださいました。普段自転車で通学している学生は「自転車で起こした事故での賠償金の高さに驚いた」「何気なく乗っている自転車も人の命を奪いかねないことを改めて認識できた」と自転車でも加害者になりうることや交通事故の恐ろしさを感じることができたようです。

後半は自動車の運転に関する映像を見ました。スマートフォンのながら運転が取り上げられており、運転中にはスマートフォンを時々見るだけでもとても危険なことがよく分かりました。

学生からは「自転車でも改めてスマホは使用しないでおこうと思った」「運転するからには責任を持ち、周囲の状況に気を配るのが免許を持つことだと思った」という感想があり、改めて安全運転について気を引き締める機会となりました。


8月には夏季休業期間に入り、イベントや泊まりがけの活動が多くなります。今回の講習で学んだことを踏まえて、活動を行っていってほしいです。